本校は、烏帽子岳の麓にある全校児童141(R6.5.1現在)名の学校です。教室の窓からは、校庭の木々ときらきら光る佐世保湾、遠景には佐世保富士と呼ばれる愛宕山を望むことができます。時おり離島行きの船の汽笛が響き、これらが作り出す景色はついつい見とれてしまうほどです。きっと、子どもたちの心に「ふるさとの風景」として、いつまでも残り続けることでしょう。 学校の教育目標に 「ふるさとで生まれ育ったことを誇りに思い 未来を切り拓く 潮見っ子」 〜夢をもち、その実現に向け努力する潮見っ子の育成〜 を掲げ、自主的で人間性豊かな 心身ともに健康でたくましい児童の育成に努めています。 本校の子どもたちは、素直で優しい子どもたちが多く、休み時間は、学年に関わらず仲良く校庭で遊んでいます。 年に2回、種から育てた植物を校区内の国道に植え、街の景観に寄与するボランティア活動「国道植栽」を先輩から引継ぎ、19年間続けて行っています。また、地域には、子どもたちの成長を温かく見守るとともに、学校のサポーターとなってくださる方々がたくさんいらっしゃいます。この地域性が認められ、「コミュニティスクール」として、アフターコロナの中、学校・家庭・地域が一緒に、地域の大人の力でこどもの学びや体験を充実させています。 子どもたちは、地域の方々にも見守られ、教室の窓から見えるふるさとの景色、きらきら光る佐世保湾と時おり聞こえる離島行きの汽笛の音にふるさとの良さを感じながら、毎日楽しく学校生活を送っています。
令和6年5月1日 校長 惣田 正宏
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